牛島の平屋Ⅰは事情があって内覧会をやりませんでした。工事中から目をつけていただいたご近所にお住いのご夫婦。

現場監理中の我々に「工事中から気になっていました。中見れませんか？」とお声がけいただき、クライアントに問い合わせ。快く了承いただきまして見学していただいたというのが我々との出会いでした。

ご夫婦の終の棲家としての家創り。小さくても質の高い生活をおくれる住まいを希望されたクライアントに南向きの開放的な居室を設け、大屋根をかぶせ。必要な場所に屋根をくり抜いて屋根開口を設けることでワンモーションのスケール感のある平屋が出来ました。大屋根はそのまま駐車場の屋根にもなっています。


長細い建物を生かして開口部をセットすることでスペース以上の広がりも獲得しており20坪代前半を感じさせない建物になっています。

ZEHオリエンテッドの性能を生かして床暖房だけで温めるやわらかく暖かい空間はプライバシー性が高く快適性と快楽性を両立したすまいとなりました。

出会いのきっかけとなった牛島の平屋にちなんで牛島の平屋Ⅱという名前を付けました。素晴らしい出会いに感謝いたします。